引きこもりの子供・主人・妻とのかかわり方。治療が必要な場合の引きこもりとの違い。

      2018/07/31

最近、親子の悩みでご来店いただく事がとても多いです。

子供を心から愛せない、子育てが出来ない等の悩みを抱えたお母さんが多いなぁ〜と感じます。

その中でも、引きこもりの子供・主人の事で悩んでいる方も増えています。

どうにかして、一緒に解決したいと思い平成27年に引きこもりサポーターの養成講座を受け終了証書を頂きました。

何処に相談すれば良いのか、解決の糸口を必死で見つけようとするのが家族です。

どうしてうちの子が?主人が?と心の中で自問自答してしまいます。

自分のせいで引きこもったの?何か間違えているのか?等考えても答えが出ない場合がほとんどです。

理由がある場合、病気の場合とあるのでお話ししたいと思います。

引きこもりの約23パーセントの人が病気が原因になっている場合があります。その代表的なものが3分類あります。

第1群
薬物療法が有効な方

⚫︎統合失調症

幻聴や妄想から警戒心が強くなり家庭に閉じこもってしまう。

 

⚫︎気分障害

この大半はうつ病性障害です。うつ状態からやる気・活動力が異常に上がってしまう。そう状態に転じる双極性障害が原因で引きこもってしまう。
うつ状態→動けない・食べれない・眠れない等
そう状態→テンションが高い・気が大きくなる・眠気がなくなる等

⚫︎不安障害〔社交不安障害・全般性不安障害・パニック障害等〕

社交不安障害は、人前で行動するなどの社会的活動が苦手で回避傾向が強い。同世代や馴染みのない人、はじめて会う人に対してのコミニケーションが取れずに引きこもってしまう。

全般性不安障害は、様々な場所、場面での不安が特徴。特に失敗や挫折を恐れて緊張が強く出てしまう。そういった事柄に直面したくないので不登校や出社拒絶になる。

パニック障害は、不安感や恐怖感が頻発に発作を引き起こす。電車に乗れない、人と目が合う事が怖くて外出を控えてしまい引きこもり状態になる事もある。

第2群
発達特性に応じた支援が有効な方

 

⚫︎発達障害による引きこもり

国際的な診断基準 ICD-10によると発達障害の1つで広汎性発達障害(こうはんせい)は、総合的な社会関係とコミニケーションのパターンにおける障害で、1つの事を何度もくり返したり関心がある。ほんのわずかな例外を除いては、生後5年以内に明らかになる。
発達障害は性格の話でなく中枢神経系、脳や脊髄の機能発達の障害である。

つまり発達障害とは、心の病気ではなく体・中枢神経が関係しているので専門機関での検査を受けることとなる。

発達障害は中枢神経の障害なので本人は自覚しにくい。
手先が不器用。皮肉や意地悪されている事がわからない。聞こえる音量が騒音に聞こえうるさく耐え難く感じる等の症状がある。

第3弾
パーソナリティ障害(その傾向)の診断を受け、精神療法的(心理カウンセリング)や生活・就労支援が中心で薬物療法は補助的に行う。
※パーソナリティとは、本人の生活の仕方や、他人との関わり方といった行動パターンの意味。

⚫︎パーソナリティ障害による引きこもり

不登校や引きこもりにありがちな、回避性・依存性・自己愛性(自己中)・境界性(気難しい)・空虚感(生きている実感がない)・孤立感等が何年にもわたり続いた為パーソナリティ障害への引き金になり引きこもる。

上記のような原因で家から出られなくなったり、不登校・出社拒否になる場合があります。
育て方や接し方が悪かったのではないかと悩んでしまいます。
上記の場合では、家族の愛情だけでは、本人の苦しみを取り除いて社会に送り出すのは難しいと思います。当てはまる項目がある場合は公共機関にまずは相談してください。
そこから親子・家族で抜け出す方法があるかもしれません。

専門スタッフが的確な専門機関を紹介してくれる、ホットライン相談があります。

ホットライン相談 078ー977ー7555

相談してみてください!

 

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