「ホス狂い 末路」って検索したの、今日が初めてじゃないんじゃないでしょうか。
沼の真ん中にいる時、人は末路なんて調べません。調べるのは、ちょっと我に返った夜です。楽しかったはずなのに、帰り道で急に怖くなった夜。通帳を見ちゃった夜。
だったら最初に言わせてください。末路を調べたあなたは、もう半分引き返し始めています。

「わかってる。でも行っちゃう」
給料日の前から、もう予定が決まってる。
担当からの「今月やばい」のLINE。わかってる、営業だって。それくらい、とっくにわかってる。でも既読をつけた瞬間、行くことが決まってる。
友達には「またか」って顔をされるから、もう言ってない。お店の子はライバルだから、本音は言えない。親には論外。だから誰にも話さないまま、また給料日が来る。
……心当たり、ありませんか。
これ、意志が弱いんじゃないんです。ホストクラブって、人の「特別になりたい」気持ちに真っ直ぐ刺さるように作られた場所です。仕組みを相手に、意志だけで戦ったら、だいたい仕組みが勝ちます。
ホス狂いの末路は、実際どうなるのか
きれいごと抜きで書きます。よくある流れは、こうです。
最初は給料の範囲で遊んでる。そのうち貯金に手をつける。貯金が消えたら、カード。カードが限界に来たら、売掛(ツケ)。売掛はお店への借金だから、返すために働き方が変わる。昼職じゃ追いつかなくて夜職へ。夜職の中でも、もっと稼げる方へ、もっと消耗する方へ。
お金が出せなくなった時、担当の態度がどうなるか。……それは、たぶんあなたが一番想像したくない部分で、一番わかってる部分だと思います。
そして最後は、孤立です。友達にお金を借りて、嘘をついて、誘いを断って。気づいたら、味方が担当しかいなくなってる。皮肉ですよね。一番お金を払ってる相手だけが、味方に見えるんです。
でも、どの段階からでも戻れます
ここまで読んで「私、もう②くらいまで来てるかも」って思ったかもしれません。
大丈夫とは言いません。でも、これだけは本当です。末路は一直線じゃなくて、どの段階にも降り口があります。
実際に抜けられた人と、最後まで行ってしまう人。その違いは、意志の強さじゃありませんでした。
抜けられた人は、どこかで「現実の数字」を見ています。月にいくらじゃなくて、この1年でいくら使ったか。その金額で他に何ができたか。月単位だと麻痺するんです。年単位の数字は、嘘をつきません。
もうひとつ。抜けられた人には、担当以外に話せる相手が一人いました。たった一人でいいんです。
逆に、最後まで行ってしまう人の口癖は決まってます。「ここまで使ったんだから、いまさら引き返せない」。……気持ちは痛いほどわかります。でも、使ったお金は返ってきません。守れるのは、これから使うはずだったお金と時間だけです。
今夜できること
大きなことじゃなくていいんです。
この1年で使った金額を、一回だけ計算してみてください。スマホのメモでいい。誰にも見せなくていい。書いた瞬間に何かが終わるわけでもありません。ただ、数字を見た自分が明日からどう感じるか、それだけ確かめてみてください。
それから、もしできそうなら——担当以外の誰かに、ひとことでいいから話してみてください。

誰にも話せないなら、ここで話してください
「わかってはいるんです」
鑑定室で、何度も聞いてきた言葉です。わかってる人ほど、誰にも言えなくなる。言えないまま、また店に行く。その繰り返しのしんどさも、ご相談のたびに見てきました。
天然石JyuJyu は、神戸で20年やってきた女性のお客様だけの鑑定室です。説教はしません。やめなさいとも言いません。あなたが本当はどうしたいのか、ぐちゃぐちゃになっている気持ちを、一緒にほどいていくだけです。
電話でも話せます。顔を見せなくていいぶん、話しやすいかもしれません。
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