「占いに行ってみたいけど、どこを選べばいいのか分からない」「どこかいいところない?」——SNSでこういう声を見かけるたびに、そっと話しかけたくなります。
こんにちは、神戸で占い師をしているJyuJyuです。鑑定を始めて20年、のべ約8,000人の方とお話ししてきました。
今日は「おすすめのお店」ではなく、「自分に合う占い師を見つけるための目」を持ち帰ってもらえるように書きます。私のところを選ばなくても大丈夫です。あなたが安心して話せる場所に出会えたら、それがいちばんです。「口コミを見すぎて、かえって決められなくなった」という方にも、読んでもらえたらうれしいです。
対面と電話、どちらが向いている?
最初に迷うのがここだと思います。どちらが上ということはなく、向き不向きがあるんです。
対面が向いている人
- 顔を見て話したほうが安心できる
- 手相のように、実際に見てもらいたいものがある
- 話しているうちに泣いてしまいそうで、その場ごと受け止めてほしい
対面のよさは、言葉にならない部分まで伝わることです。部屋に入ってきたときの表情、座り方、話し始めるまでの間。そういうところから、こちらが受け取れるものがたくさんあります。
たとえば「手相を見てほしいけど、仕事帰りにしか時間がない」という方なら、まずは電話でカードの鑑定を受けてみて、話しやすいと感じたら次は対面で、という順番でも構いません。最初からひとつに決めなくていいんです。
電話が向いている人
- 近くに通えるお店がない
- 小さな子どもがいて、家を空けにくい
- 顔が見えないほうが、本音を話しやすい
「顔が見えないほうが話せる」という方、実は少なくないんです。夜、家族が寝たあとにお布団の中から小さな声で……という方もいます。ただ、電話だと手相のように「見る」占いはしづらく、カードを使う鑑定が中心になることが多いです。何を見てもらいたいかで選ぶと、迷いがぐっと減りますよ。
はじめての占い師さんで、見てほしい3つのこと
はじめて行くところでは、緊張して相手を見る余裕なんてないかもしれません。それでも、ここだけは心の片すみに置いておいてください。
1. 最後まで話を聞いてくれるか
相談の途中で話をさえぎられて、結論だけ言われる。その場ではすっきりしたように見えても、帰り道に「あれ、私の話ちゃんと伝わったかな」とモヤモヤが残ります。まず、あなたの言葉を受け取ってくれるかどうかです。
2. 分からない言葉を、あなたの言葉に置き換えてくれるか
専門用語をたくさん並べられても、家に帰ったら何も残りません。「つまり、今はこういう時期なんですね」と、あなたの毎日の言葉で返してくれる人を選んでください。
3. 帰るとき、少しでも気持ちが軽くなっているか
内容が厳しくても構わないんです。厳しいことを言われても「じゃあ、こうしてみよう」と思える終わり方なら、その鑑定はあなたの役に立っています。不安だけが増えて帰ってきたなら、その人とは相性が合わなかったのかもしれません。それは、あなたのせいではありません。
こんなサインがあったら、一度立ち止まって
どこかのお店の名前を挙げるつもりはありません。ただ、20年この仕事をしてきて「これは相談する人がつらくなるな」と感じる形があります。
- 料金や時間の区切りが、始まる前にはっきりしない
- 「このままだと不幸になる」など、不安をあおる言い方が続く
- 次の予約や、開運グッズの購入を強くすすめられる
- 断ったとたんに態度が変わる
- 「家族や友だちには話さないで」と口止めされる
石やお守りをすすめること自体が悪いわけではありません。私も鑑定の中で、その方に合いそうな石をご紹介することがあります。大事なのは、断っても何も変わらないこと。「買わないと良くならない」という形になっていたら、そこで一度立ち止まって、帰ってきていいんですよ。その場で決めずに「一度考えます」と言って帰る。それだけで、守れるものがたくさんあります。
料金の見方——「安い・高い」の前に確かめたいこと
料金は、時間の長さ、占術、対面か電話かでずいぶん変わります。だから金額だけを横に並べて比べても、実はあまり意味がないんです。見てほしいのは次の4つです。
- 何分でいくらか(時間あたりで比べる)
- 延長があるか。あるなら何分ごとに、いくらか
- 延長に入る前に、ひと声かけてもらえるか
- 支払いのタイミングと方法
安く見えても、気づいたら延長が重なっていて、最初に思っていた金額を大きく超えていた……ということがあります。逆に少し高く見えても、時間内にしっかり話を聞いてもらえて、終わりの時間をきちんと教えてもらえるなら、満足して帰れることが多いです。
「高いほうがよく見てもらえそう」「安いから手を抜かれそう」と、金額で中身を決めつけなくて大丈夫。最初は短い時間で、話しやすいかどうかを試してみるのもひとつの方法です。
「当たる」より大事なこと
「当たる占い師さんを教えて」——いちばんよく聞かれる質問かもしれません。その気持ちは、本当によく分かります。
でも、占いは当てて驚かせるためのものではないと、私は思っています。過去を言い当てられると、たしかにドキッとします。けれど本当に知りたいのは、きっと「じゃあ、これからどうしたらいいの?」のほうですよね。
私が大事にしているのは、その方が前を向いて帰れるかどうかです。たとえば「彼とこの先どうなるか」という相談でも、答えを一つ渡すより、「あなたは本当はどうしたいのか」が見えてくるほうが、ずっと長く支えになります。
占いで出てくる流れは、今のあなたの位置を知るための地図のようなもの。それで未来が決まるわけではありません。地図を見たうえで、どの道を歩くかを選ぶのは、あなた自身です。
頼りすぎないための、占いとの距離の取り方
落ち込んでいるときほど、何度も占ってほしくなります。「昨日聞いたけど、今日もう一回聞きたい」。そういう夜があるのは、自然なことです。
ただ、同じ質問を短い間に何度も繰り返していると、答えが欲しいというより、不安をいっときだけ静めたくなっていることがあります。そうなると占いが、あなたを楽にするものから、あなたを縛るものに変わってしまいます。私がおすすめしている目安はこんな感じです。
- 同じ相談は、状況が変わってから聞き直す
- 鑑定のあと、自分で決めたことを一つメモしておく
- 迷ったら、占いより先に信頼できる人に話してみる
それから、体の不調はお医者さんへ、心のモヤモヤは占い師へ。眠れない、食べられないといった状態が続くときは、占いより先に専門の医療機関に相談してください。これは私がずっと大切にしている線引きです。
鑑定のあとに「なんだか自分で決められなくなった」と感じたら、それも距離を見直すサインです。占いは、あなたが自分で選べるようになるための道具であってほしいと、私は思っています。
相談の前に用意しておくと、時間が生きること
限られた時間を大切に使うために、少しだけ準備しておくと、お話の中身がぐっと深くなります。たとえば「彼と別れるべきか」だけでなく、「別れたくないけど、このままだと苦しい」まで書けると、お話がぐっと具体的になります。
- いちばん聞きたいことを、一行で書いておく
- 関係する人がいれば、その人との関係と、いつ頃から悩んでいるか
- 自分の生年月日(占術によっては使います)
- 「本当はこうなってほしい」という気持ち
「うまくまとまらない」と思ったら、まとまらないままで大丈夫です。メモに書けなかったことを話しているうちに、本当に気になっていたことが出てくることもよくあります。それを一緒に見つけていくのも、鑑定の大事な時間です。
電話で相談するなら、静かに話せる場所と時間を確保しておくのもおすすめです。途中で家族が帰ってきて話せなくなった、という声もときどき聞きます。
合う占い師は、あなたが決めていい
対面か電話か、初回で何を見るか、どこで立ち止まるか。いろいろ書きましたが、いちばん頼りになるのは「この人には話しやすい」というあなた自身の感覚です。合わないと感じたら、ほかを探していいんです。それはわがままではありません。一度で「この人だ」と思える人に出会えることもあれば、何人かとお話しして見つかることもあります。
よくあるご質問
Q. 占いがはじめてで、何を聞けばいいか分かりません
A. 聞きたいことが一行でもあれば十分です。「今の仕事を続けるか迷っている」「あの人との関係をどうしたらいいか」のように、まとまっていなくて構いません。話しているうちに、本当に気になっていたことが見えてくることも多いです。
Q. 悪いことを言われそうで、行くのが怖いです
A. 占いの結果で未来が決まるわけではありません。私は、厳しい内容でも「じゃあ、こうしてみよう」と思える形でお伝えするようにしています。不安だけが増える鑑定は、相性が合わなかったのだと考えて、ほかを探して大丈夫です。
Q. 対面と電話、どちらを選べばいいですか
A. 手相のように「見てもらいたいもの」があるなら対面、顔が見えないほうが話しやすいなら電話、という選び方がひとつの目安です。電話はタロットやオラクルカードを中心にした鑑定になります。最初からひとつに決めなくても大丈夫です。
最後に、少しだけ私のことを。天然石JyuJyuは、JR兵庫駅・新開地駅から歩いてこられる神戸の小さな鑑定室で、女性のお客様限定・完全予約制でお受けしています。対面では手相や九星気学を中心に、霊視・オーラも組み合わせて拝見します。霊視・オーラは直接お会いして感じ取る鑑定のため、対面のみです。遠方の方には、タロットやオラクルカードを中心にした電話鑑定もご用意しています。料金は料金ページにまとめていますので、時間や延長の区切りも含めて先にご確認ください。ご予約やご相談は、LINEから気軽にどうぞ。