悪い人ではない。大きな不満もない。それなのに、この人と決めていいのか分からない。
周りは「決め手なんてないよ」と言う。でも、その言葉で納得できるなら、こんなに迷っていないと思うのです。
この記事は、相手に問題があるわけではないのに迷っている方に向けて書いています。背中を押すことも、やめたほうがいいと言うこともしません。

決め手は、探しても出てこないことがあります
最初に、少し身も蓋もないことをお伝えします。
「この人だ」という強い確信を持って決めた方は、思っているより少ないです。鑑定室で長く伺っていて、そう感じます。
多くの方は、確信ではなく、「この人と一緒にいる自分が、そんなに嫌ではない」という感覚で決めています。地味に聞こえますが、こちらのほうが長く続きます。
ですから、決め手が見つからないことを、答えが出ていない証拠だと思わなくて構いません。探している決め手が、そもそも存在しない種類のものかもしれないのです。
迷いの中身を、三つに分けます
「この人でいいのか」という迷いは、たいてい三つのどれかです。
ひとつめ、相手への迷い。この人の何かが引っかかっている。はっきり言葉にできる不安がある。
ふたつめ、結婚への迷い。相手ではなく、結婚という形そのものが怖い。相手が誰でも同じ不安が出る。
みっつめ、自分への迷い。いまの自分で決めていいのか。もっと違う人生があるのではないか。
この三つは、まったく別の話です。それなのに、全部を「彼でいいのか」という一つの問いに押し込むので、答えが出なくなります。
紙に書いて分けてみてください。二つめと三つめだった場合、相手を替えても解決しません。
マリッジブルーは、迷いとは違います
結婚が具体的に決まってから不安が出た場合、それは決め手の問題ではないことが多いです。
環境が大きく変わる前には、不安が出ます。これは相手への評価とは別のところで起きます。だから、直前になって急に「本当にこの人でいいのか」と思う。
見分け方をひとつ。その不安は、彼のことを考えたときに出ますか。それとも、これからの生活を考えたときに出ますか。
後者なら、それは相手への迷いではありません。変わることへの緊張です。そして、たいていの場合、暮らし始めてから落ち着いていきます。

確かめておいたほうがいいこと
好きかどうかより、こちらのほうが結婚後に効いてきます。
ひとつめ。意見が食い違ったとき、その人はどうしますか。黙る、責める、話し合う。長く一緒にいると、ここが毎日出てきます。
ふたつめ。あなたが弱っているとき、その人はどうしますか。元気なときの相性より、こちらのほうが大事です。
みっつめ。お金の使い方について、話せますか。話題にできるかどうかを見てください。金額ではなく、話せるかどうかです。
この三つに引っかかりがあるなら、それは言葉にできる不安です。決め手がないのではなく、材料がすでに出ています。
断るかどうかで迷っているとき
すでに話が進んでいて、いまさら止められないと感じている方もいらっしゃいます。
ひとつだけお伝えします。止めるコストは、あとになるほど上がります。けれど、いちばん高いのは、迷ったまま進んで、あとで戻すことです。
周りに申し訳ないという気持ちは分かります。ただ、その申し訳なさは一時のもので、あなたの生活はそのあとずっと続きます。
これは、やめたほうがいいという話ではありません。迷っているなら、時期を遅らせる相談をしてもいいということです。止めることと、遅らせることは違います。
ひとりで抱えているときは
この迷いは、誰にも言えないと思います。家族にも友人にも言えば話が大きくなるし、彼には言えない。
私にできるのは、いまがどういう時期にあたるかを整理してお渡しすることです。九星気学で見ると、決めるのに向いた時期と、待ったほうがいい時期があります。いま決めなくていい時期だと分かるだけで、落ち着いて考えられる方は多いです。
手相でも、結婚線の出方には、その方の縁の結び方が表れます。早い時期に決まる方、時間をかけて決まる方。時間がかかること自体は、悪いことではありません。
行き詰まったときは、気軽に声をかけてください。
よくいただくご質問
結婚の決め手がありません。それは相手が違うということですか。
そうとは限りません。強い確信を持って決めた方は、思っているより少ないです。多くの方は「この人といる自分が、そんなに嫌ではない」という感覚で決めています。決め手がないことを、答えが出ていない証拠だと考えなくて構いません。
結婚が決まってから不安になりました。おかしいでしょうか。
おかしくありません。環境が大きく変わる前には不安が出ます。その不安が彼を考えたときに出るのか、これからの生活を考えたときに出るのかを分けてみてください。後者なら、相手への迷いではないことが多いです。
婚約を解消したいのですが、いまさら言えません。
止めるコストはあとになるほど上がりますが、いちばん高いのは迷ったまま進んであとで戻すことです。それと、止めることと時期を遅らせることは違います。まず遅らせる相談ができないか、考えてみてください。
占いで、この人と結婚していいか分かりますか。
良い悪いを断定はいたしません。私が見ているのは、いまが決めるのに向いた時期かどうかと、お二人の関わり方の傾向です。決めるのはご本人ですが、その材料は一緒に整理できます。
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この記事を書いた人:占い師JyuJyu(天然石JyuJyu・神戸)
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