気づいたら、連絡を取る友達がずいぶん減っていた。会っても、前ほど話が続かない。近況を聞かれても、なんとなく当たり障りのないことしか言えない。
そして、そういう自分を「付き合いの悪い人間になった」と責めてしまう。
この記事は、友達が減ったことを自分の欠点だと思っている方に向けて書いています。結論から言うと、多くの場合それは減ったのではなく、入れ替わっている途中です。

友達が減るのは、生活が変わったからです
まず、実際に何が起きているのかをお話しします。
学生の頃の友人関係は、同じ場所に毎日いることで成り立っていました。努力しなくても会えたし、話す材料も共通でした。
大人になると、その土台がなくなります。会うのに予定を合わせる必要があり、生活が違うので共通の材料も減ります。つまり、続けるほうに手間がかかる形に変わったのです。
ですから、減ったのはあなたの魅力ではありません。関係を支えていた土台が外れただけです。そこを分けずに「私が変わってしまったから」と考えると、必要のない自己嫌悪が始まります。
話が合わなくなったと感じるとき
久しぶりに会って、なんとなく噛み合わない。この感覚は、はっきりしていて、けれど言葉にしづらいと思います。
ここで起きているのは、どちらかが変わったのではなく、二人が違う方向に進んだということです。片方が悪いわけではありません。
そして、これは元に戻すことができません。努力で戻る種類のものではないからです。
だから私は、こうお伝えしています。合わなくなった相手を、無理に合わせにいかなくていい。そのかわり、切る必要もありません。関係は、なくすか続けるかの二択ではありません。年に一度で成り立つ関係も、ちゃんとあります。
マウントを取られていると感じるとき
会うと必ず比べられる、話を自分のほうに持っていかれる。そういう相手のことも、よくお聞きします。
ひとつお伝えしておきたいのは、比べてくる人は、たいてい自分の側に確かめたいことがあるということです。満たされている人は、人と比べる作業に興味を持ちません。
とはいえ、理由が分かっても疲れは減りません。ですから、扱い方だけ決めておいてください。会う頻度を減らす。二人で会わない。話題を返さない。正面から指摘して関係を作り直そうとするのは、労力に見合わないことがほとんどです。

一人が好きなのに、寂しいとき
この二つは、矛盾しません。両方本当です。
一人でいるのが楽なのは、気を使わなくていいからです。寂しくなるのは、誰にも知られていない感じがするからです。求めているものが違うので、同時に成り立ちます。
ですから、寂しいからといって、無理に人数を増やす必要はありません。足りていないのは、人数ではなく、近さのほうです。
百人と当たり障りなく話すより、一人に本当のことを話すほうが、この寂しさには効きます。誘いを増やすより、話す内容を一段深くする。そちらのほうが早いと思います。
いま、減らしていい関係の見分け方
全部を続けようとすると、消耗します。基準をひとつだけお伝えします。
会ったあと、疲れて帰るか、少し軽くなって帰るか。
これは、その場が楽しかったかどうかとは別です。楽しくても、帰り道でどっと疲れる相手がいます。その疲れは、ずっと気を張っていた分です。
疲れて帰る相手との回数を減らす。それだけで、残った関係に使える体力が増えます。減らすのは冷たさではなく、配分の問題です。
ひとりで抱えているときは
友達が減ったという話は、人に相談しづらいと思います。言うと、こちらに問題があるように聞こえてしまうから。
私にできるのは、いまがどういう時期にあたるかを整理してお渡しすることです。九星気学で見ると、人が増える時期と、いったん整理される時期があります。整理の時期に無理に広げようとすると、たいてい空回りします。
手相でも、人との距離の取り方は、その方によってまるで違います。広く浅く合う方と、少人数でしか力を出せない方がいます。自分がどちらなのかが分かると、減ったことを失敗だと思わなくなります。
行き詰まったときは、気軽に声をかけてください。
よくいただくご質問
友達が減ったのは、私に人としての問題があるからでしょうか。
大人になると、関係を支えていた土台がなくなります。毎日同じ場所にいたから続いていた関係が、予定を合わせないと成り立たなくなる。減ったのは魅力ではなく、続けるための条件のほうです。
疎遠になった友達に、こちらから連絡していいですか。
連絡して構いません。ただ、返事が薄くても気にしないでください。返事の温度は、あなたへの評価ではなく、相手のいまの余裕を映していることが多いです。
新しい友達は、この年齢から作れますか。
作れますが、学生の頃と同じ作り方ではできません。同じ場所に通う形をどこかに作らないと、一度会っただけでは続きにくいです。人数を増やすより、通う場所を一つ持つほうが早いと思います。
グループから距離を置きたいのですが、角が立ちませんか。
一度に抜けようとすると角が立ちます。回数を減らすところから始めてください。理由を説明する必要はありません。説明すると、かえって話が大きくなります。
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この記事を書いた人:占い師JyuJyu(天然石JyuJyu・神戸)
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