辞めたい、とは思っている。でも、言い出せないまま何か月も経っている。
迷惑がかかる。人手が足りない。次が決まっていない。理由はいくつもあって、どれも本当で、だから動けない。
そして、自分がこの仕事に向いていないのではないかという気持ちだけが、少しずつ濃くなっていく。この記事は、辞めるかどうかを決める前の、整理のために書いています。

言えないのは、意志が弱いからではありません
まず、ここをはっきりさせておきます。
辞めると伝えられない方の多くは、まわりのことを先に考えられる方です。誰が困るか、どの仕事が止まるか。それが見えているから言えない。
これは長所です。ただ、その長所が全部あなたの側の負担になっているのがいまの状態です。
そして、もうひとつお伝えしておきます。あなたが抜けたあとのことは、あなたが引き受ける範囲ではありません。冷たく聞こえるかもしれませんが、そこまで背負うと、辞められる日は来ません。
「向いていない」の中身を分けます
向いていない気がする、というとき、中身はたいてい三つのどれかです。
ひとつめ、仕事の内容が合っていない。作業そのものが苦しい。これは職種を変えないと解決しません。
ふたつめ、人が合っていない。仕事は嫌いではないが、特定の人といるのがつらい。これは職場を変えれば解決します。
みっつめ、消耗しきっている。何が嫌かも分からないほど疲れている。この状態では、実は判断ができません。
ここを分けないまま辞めると、同じことがもう一度起きます。とくに二つめを一つめだと思い込んで職種ごと変えてしまう方が、本当に多いです。
三つめだった場合に、先にすること
消耗しきっている場合、答えははっきりしています。先に休んでください。
疲れているとき、人は選択肢が見えなくなります。いまここにいるか、全部やめるかの二択にしか見えなくなる。実際には、部署を変える、時短にする、担当を減らすなど、あいだの選択肢がいくつもあります。
それが見えていないなら、それは判断できる状態ではないという合図です。有給でも、数日でも構いません。一度離れてから決めてください。
離れてみて「戻りたくない」と思ったなら、それは疲れではなく本心です。そのときは、判断材料として十分です。

何がしたいか分からない、というとき
三十代でこのご相談を受けることが、とても多いです。
ここでお伝えしたいのは、やりたいことは、余力のあるところにしか浮かばないということです。疲れているときに探しても、出てきません。
ですから、探し方を変えてみてください。やりたいことではなく、やりたくないことから書く。こちらは、疲れていても出てきます。
朝が早いのが無理、人前で話すのが無理、数字を追い続けるのが無理。やりたくないことを十個書くと、残った範囲が見えてきます。そこからで十分です。
伝えると決めたときの、順番
ひとつめ。相談ではなく、報告の形にしてください。「辞めようか迷っていて」と切り出すと、引き止めの話し合いになります。決めたなら、決めた形で伝えます。
ふたつめ。理由を詳しく言わないでください。詳しく言うほど、その一つひとつに対応策を出されます。一身上の都合で足ります。
みっつめ。日付を先に決めてください。いつ辞めるかを決めずに切り出すと、時期の話だけで数か月が過ぎます。
そして、次を決めてからでなければ辞めてはいけない、ということもありません。そこは、体力と生活の余裕で決めてください。
ひとりで抱えているときは
この話は、職場の人には話せません。家族に話すと心配されるので、それも言いにくい。だから一人で抱えることになります。
私にできるのは、いまがどういう時期にあたるかを整理してお渡しすることです。九星気学で見ると、環境を変えるのに向いた時期と、動かないほうがいい時期があります。動く時期が近いと分かるだけで、いま焦って決めなくて済む方は多いです。
手相でも、運命線の出方には、その方の働き方の癖が表れます。組織の中で伸びる方と、自分で決める形が合う方がいます。向いていないと思っていたものが、場所の問題だったと分かることもあります。
行き詰まったときは、気軽に声をかけてください。
よくいただくご質問
辞めたいと言えないまま、何か月も経っています。
言えない方の多くは、抜けたあとに誰が困るかが見えている方です。それは長所ですが、そこまで引き受けると辞められる日は来ません。あなたが抜けたあとの調整は、会社の仕事です。
次が決まっていないのに辞めるのは、無謀でしょうか。
状況によります。生活の余裕があるなら、先に離れて体力を戻してから探すほうがうまくいく方もいます。決まってから辞めるべきという決まりはありません。
この仕事が向いているかどうか、占いで分かりますか。
向き不向きを断定はいたしません。ただ、組織の中で力が出る方と、自分で決める形が合う方の違いは、手相に表れていることがあります。決める材料のひとつとしてお使いください。
引き止められたら、断れる自信がありません。
相談の形で切り出すと、必ず話し合いになります。決めたあとに報告の形で伝えてください。理由も詳しく言わないほうがいいです。詳しく言うほど、一つずつ対応策を出されます。
PLACEHOLDER_FAQ
あわせて読みたい
Contact
ご相談・ご予約
神戸で20年、女性のお客様だけの鑑定室です。
対面でも、お電話でも。全国からご相談いただけます。
ご予約の際はお名前・ご連絡先をお知らせください。
営業日時以外はすぐにお返事できない場合があります。
この記事を書いた人:占い師JyuJyu(天然石JyuJyu・神戸)
神戸で20年、のべ8,000人以上の女性を鑑定。手相・九星気学・タロット・霊視を組み合わせ、悩みの整理に寄り添う鑑定を行っています。
