頑張れない自分が嫌いになるとき

やらなければいけないことは分かっているのに、体が動かない。休みの日は寝て終わる。前はもっとできていたのに、と思う。そして、そんな自分をいちばん責めているのは、たぶんあなた自身です。

この記事は、「怠けている」と自分を責めている方に向けて書いています。少し長いですが、順番に読んでいただければと思います。

テーブルに開いたまま止まっているノートとペン、横に飲みかけのカップ
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頑張れないのではなく、頑張りきったあとかもしれません

まず、順番を確かめさせてください。

あなたは、ずっと頑張れなかったのですか。それとも、ある時期までは頑張れていたのですか。

鑑定室でこのご相談を受けるとき、ほとんどの方が後者です。数か月前、あるいは一年前まで、人よりずっと動けていた。だからこそ、いまの自分が許せない。

それは、頑張れない人ではありません。頑張りきったあとの人です。使い切ったものは、補充するまで戻りません。気持ちの問題ではないのです。

「気合が足りない」と自分に言い聞かせても動けないのは、当たり前です。足りていないのは気合ではなく、回復です。

自分に厳しい人ほど、休めなくなります

もうひとつ、よくお聞きすることがあります。

「休んでいる間も、休んでいる自分が気になって落ち着かない」

これは、休むことに条件をつけているときに起きます。ここまで終わらせたら休んでいい、これができない自分は休む資格がない。そうやって、休みにも合格ラインを作ってしまう。

ですから、こうお伝えしています。休むのに理由はいりません。疲れているから休む、それだけで足ります。

厳しくしてきたおかげで、あなたはここまで来られたのだと思います。それは長所です。ただ長所は、使いすぎると自分を削ります。いまは、その厳しさを一度だけ横に置いてほしいのです。

完璧主義がつらくなる、本当の理由

完璧主義がしんどいのは、高い基準を持っているからではありません。

基準に届かない自分を、そのつど責める仕組みになっているからです。基準が高いこと自体は、悪いことではありません。問題は、届かなかったときの扱い方です。

試してみてほしいことがあります。今日できなかったことを数えるのをやめて、できたことだけを三つ書いてください。起きた、食べた、連絡を返した。その程度で構いません。

ばかばかしく感じると思います。ただ、頑張れない時期の方は、できたことを数える練習が完全に止まっています。そこを戻すだけで、少し息がしやすくなる方がいます。

「自分がわからなくなった」と感じるとき

何がしたいのか分からない。何が好きだったかも思い出せない。このご相談も、とても多いです。

ここでお伝えしたいのは、それは失ったのではなく、いま見えなくなっているだけだということです。

疲れているとき、人は先のことを考えられなくなります。やりたいことは、余力があるところにしか浮かびません。余力がないときに「やりたいことを探そう」とするのは、順番が逆なのです。

ですから、いま無理に見つけようとしなくて構いません。先に休んでください。やりたいことは、戻ってきたときに、勝手に浮かんできます。

朝の光が差し込む窓辺と、小さな植物

動き出す前に、やっておくといいこと

ひとつめ。予定を減らしてください。増やすより先に減らす。頑張れない時期に新しいことを足すと、できなかった証拠が増えるだけです。

ふたつめ。人と比べる場所から離れてください。SNSでも、職場の同期でも。比べる相手がいる限り、回復は遅くなります。

みっつめ。小さいほうから戻してください。仕事に戻る前に、生活を戻す。決まった時間に起きる、一食ちゃんと食べる。順番はそちらが先です。

そして、いつ戻るかの期限を決めないこと。期限を決めると、それがまた自分を責める材料になります。

ひとりで抱えているときは

この状態は、人に話しにくいと思います。「みんな疲れてるよ」で終わってしまうから。

私にできるのは、いまがどういう時期にあたるかを整理してお渡しすることです。九星気学で見ると、外に出て動くのに向いた時期と、内側を整えるほうがいい時期があります。いま無理に動かなくていい時期なのだと分かるだけで、肩の力が抜ける方は多いです。

手相でも、頑張りすぎている時期の方の生命線には、その痕跡が出ていることがあります。それを見て「休んでいい理由」を持ち帰られる方もいます。

行き詰まったときは、気軽に声をかけてください。

よくいただくご質問

頑張れない期間は、どれくらい続くものですか。

人によって違うので、期間はお答えできません。ただ、期限を決めないほうが早く戻る方が多いです。「今月中に立て直す」と決めると、それ自体が新しいプレッシャーになります。戻る時期は、決めずにおいてください。

病院に行ったほうがいい状態かどうか、どう判断しますか。

私は医療の判断ができる立場ではありません。ただ、眠れない・食べられない・そういう状態が二週間以上続いているなら、占いより先に医療機関にご相談ください。占いは、そこの代わりにはなりません。

まわりに「甘えだ」と言われます。

その言葉は受け取らなくて構いません。動けない状態を外から見て判断できる人はいません。言った側は、あなたがそこまで消耗している経緯を見ていないのだと思います。

やる気が出ないのは、運気が悪いからですか。

運気のせいだと断言はいたしません。ただ、動きにくい時期というものはあると考えています。そのときに無理に動いても、うまく進まないことのほうが多いです。運気を理由に自分を責めるのではなく、いまは待つ時期だと受け取っていただければと思います。

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この記事を書いた人:占い師JyuJyu(天然石JyuJyu・神戸)
神戸で20年、のべ8,000人以上の女性を鑑定。手相・九星気学・タロット・霊視を組み合わせ、悩みの整理に寄り添う鑑定を行っています。

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