人が離れていくとき、縁が切れる前兆

ここ半年で、仲の良かった友人と自然に会わなくなった。職場の環境も変わった。理由もないのに、ふと涙が出る日がある。

誰かに話すほどのことでもない気がして、こうして調べているのだと思います。

先にお伝えしておきます。人が離れていったのは、あなたに原因があったからとは限りません。順番が来ただけ、ということが本当にあります。

テーブルに少し離して置かれた二つのカップ
目次

縁が切れる前に起きること

長く続いた関係が終わるとき、いきなり切れることはあまりありません。その前に、少しずつ「合わなくなる」時期があります。

連絡の間隔が空いてくる。会っても話が続かない。相手の話に前ほど興味が持てない。以前なら笑えたことが、笑えなくなる。

このとき多くの方が、自分が冷たくなったのだと思って自分を責めます。でも、そうではないことのほうが多いのです。

人はそれぞれの速さで変わっていきます。同じ速さで変わり続けられる相手のほうが、実はまれです。合わなくなるのは、どちらかが悪いからではありません。

縁が離れていくときの三つのかたちを示した図
どれであっても、あなたが冷たくなったからではありません

離れていくときに、よくあるかたち

鑑定室で伺っていると、縁の切れ方にはいくつか決まった形があります。

ひとつめ、何も起きないまま遠ざかる。喧嘩も、はっきりした出来事もありません。ただ連絡が減って、ある日思い出したときにはもう連絡しづらくなっている。いちばん多い形です。

ふたつめ、小さなことで急に終わる。本当はずっと前から合わなくなっていて、最後の小さな出来事がきっかけになっただけ。原因はその出来事ではありません。

みっつめ、こちらが離れたくなる。相手は変わっていないのに、会うと疲れるようになる。これは、あなたが変わった合図です。

どれであっても、あなたが冷たくなったからではありません。

スピリチュアルな見方では、どう捉えるのか

「立て続けに人が離れていくのは、何かの前兆でしょうか」と聞かれることがあります。

そういう見方はあります。縁には、その時期に必要な分だけ結びついて、役目が終わるとほどけていくものがあるとされます。学びのために出会う縁という言い方をすることもあります。

そして、新しい環境に入る前に、先に古い縁が整理されることがあるとも言われます。手が空かないと、新しいものを持てないという考え方です。

ただ、私はこれを「だから気にしなくていい」という意味では使いません。寂しいものは寂しいです。意味づけは、寂しさを消すためのものではなく、自分を責めるのをやめるためのものだと思っています。

環境が変わる前に起きること

人の入れ替わりと一緒に、こういうことが重なる時期があります。

ものが壊れる。家電や、長く使っていたものが立て続けに駄目になる。

片づけたくなる。急に部屋の物を減らしたくなる。

髪を切りたくなる。特に理由もなく、短くしたくなる。

眠くなる、涙が出る。疲れているわけでもないのに、感情が動く。

こうしたことが重なると、「何かが変わる前ぶれ」と受け取る見方があります。科学的な根拠がある話ではありませんが、鑑定室では本当によくお聞きします。

大事なのは、この時期に無理に人を引き止めないことだと思っています。

引き止めなくていい相手、引き止めたい相手

とはいえ、全部を手放す必要はありません。離れかけている相手が、あなたにとってどちらなのかを分けてください。

会ったあと、元気になる相手か。疲れるほうなら、離れるのは自然な流れです。

あなたが我慢することで続いていた関係か。そうなら、続けるほど削られます。

相手の状況が変わっただけか。子育て、転職、引っ越し。相手に余裕がないだけなら、時間が経てば戻ることがあります。この場合は、追わずに待つほうがうまくいきます。

引き止めたい相手がいるなら、用事のない連絡を一度だけしてみてください。返事が薄ければ、いまはその時期ではないというだけです。

引き止めたい相手か見送る相手かを分けるチェック図
全部を手放す必要はありません

ひとりになる時期が、こわいときは

周りから人がいなくなると、「このまま誰もいなくなるのでは」と怖くなります。

ここでお伝えしたいことがあります。人が減る時期のあとには、たいてい人が入ってきます。ただし、それは前と同じ種類の人ではありません。

そして、入ってくるのはいまのあなたに合う人です。だから、この時期に無理をして前の関係にしがみつくと、新しい人が入る場所がなくなります。

寂しい時期を、悪い時期だと決めつけないでください。整理されている途中、という見方もできます。

ひとりで抱えているときは

この手のことは、人に話しづらいと思います。「友達が減った」と言うこと自体が、なんだか情けない気がしてしまう。

でも、こういうご相談は本当に多いです。人間関係の整理と、環境の変わり目は、たいてい一緒に来ます。

私にできるのは、いまがどういう時期にあたるかを整理してお渡しすることです。九星気学で見ると、人との縁が動きやすい時期というものがあります。手相にも、その時期の疲れが出ていることがあります。

そのうえで、誰を引き止めて、誰を見送るかを決めるのはあなたです。私が決めることではありません。

ひとりで抱えていると、同じことを何度も考えてしまいます。話すだけで整理がつくこともありますので、行き詰まったときは気軽に声をかけてください。

よくいただくご質問

短い期間に何人も離れていきました。私に問題があるのでしょうか。

ご自身に思い当たることがないのなら、時期の問題であることが多いです。人はそれぞれの速さで変わるので、合わなくなる時期が重なることがあります。ただ、毎回同じ理由で終わっているなら、そこには見直せる点があるかもしれません。

離れていった人に、こちらから連絡してもいいですか。

用事のない連絡を一度だけなら、してみてください。返事が薄ければ、いまはその時期ではないというだけです。何度も送ると、相手は返しづらくなります。

もう戻らない縁かどうかは、分かりますか。

断言はいたしません。ただ、相手の状況が変わっただけの場合と、合わなくなった場合では、その後の動き方が違います。どちらに近いかを整理することはできます。

環境が変わる前ぶれというのは、本当にあるのですか。

科学的な根拠がある話ではありません。ただ、鑑定室では「ものが壊れた」「髪を切りたくなった」というお話を、変化の時期の方から本当によくお聞きします。当たる当たらないというより、そういう見方もあるという受け取り方をしていただければと思います。

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この記事を書いた人:占い師JyuJyu(天然石JyuJyu・神戸)
神戸で20年、のべ8,000人以上の女性を鑑定。手相・九星気学・タロット・霊視を組み合わせ、悩みの整理に寄り添う鑑定を行っています。

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